皆さんおはようございます、こんにちわ、こんばんわ。筋トレ、レッツゴー!です。
夏も本番ということで素潜りやシュノーケリングに欠かせないアイテムの『フィン』についてレビューしていきます。
このブログでは素潜り漁のことを何個か記事にしましたが素潜り以外でもフィン(フィン シュノーケル マスクのことを軽機材と言います)は大活躍の海のアイテムです!
家族で海水浴に行く時やシュノーケリングする際にもフィンは重宝するアイテムです。
この記事ではフィンについてレビューしていきます!
この記事ではフィン(軽機材)についてレビューしていきます。
SCUBAPRO JET THRUSTをご紹介!
早速ご紹介していきますがフィンの構造も解説していきます。
フィンの役割
言わずもがなですが水中で大きな推進力を得るために使うのがフィンです。素足では流石にシュノーケリングやダイビングでスムーズに泳ぐことができません。要はイルカやクジラの足ヒレになるための道具です。僕は家族との海水浴で沖の方に出て深くまで潜ろうとします。フィンをつけてる感覚で潜ろうとすると驚くほど潜れなくてびっくりします。
タイプは2つ
フィンにはフルフィットタイプとストラップタイプの2種類があります。
素足に装着して使用するフィンです。
海に近い場所から海に入る場合や岸から、または船からのダイビングやシュノーケリングする際にはフルフィットがおすすめです。
素足に装着するのでフィンが自分の足と一体化したような感覚になります。砂浜や岩場からのダイブには不向きです。また装着脱着に少しコツがいるので慣れないうちは装着脱着に時間がかかってしまいます。
冬場にもダイビングはできますがダイビング用ソックスなどを使用しないと体が冷えてしまいますが素足に装着するので冬場も不利です。
(GULL 公式サイトより引用)
もう一つがストラップタイプです。このタイプを僕は使用しています。素足でも装着は可能ですがフルフィットタイプのように足先で指が出ないので素足だと指が干渉して痛いです。
マリンシューズや磯シューズ、ダイビングシューズを履いて装着します。素足では行けない岩場などマリンシューズを履いて移動する場合はこのストラップタイプのフィンがおすすめです。装着はストラップがあるのでワンタッチでできるしサイズ調整もある程度可能です。
ダイビングの時に僕は両タイプとも使用しました。ストラップはフルフィットに比べてフィンとの一体感がないと言われますが僕はそこまで違和感を感じたことはないです。
(GULL 公式サイトより引用)
フィンの長さ
当然フィンの長さが長いほど1キックで大きな推進力を得られます。ただその分脚力が必要になってきます。逆に長さが短ければ短いほど1キックでの推進力は減りますが脚力は少なくてすみます。
ロングフィンと言われるものは80センチほどの長さのものもあります。通常のものは40センチ〜70センチほどです。(70センチでもロングフィンくらいの脚力はいると思う)
↑の画像はSCUBAPRO JET THRUSTと子供用の適当に買ったフィンです。当然子供なので脚力もあまりないので子供ならこのくらいで大丈夫です。
素材
素材は大きく分けてゴム製、樹脂製の2種類あります。
ゴム製は反発弾性(元に戻ろうとする力)があるので効率的に推進力を得ることができます。しなやかにそして滑らかにフィンが動くイメージで効率的に推進力を得ることができます。フルフィットタイプはゴム製が多いです。ゴム製はそのまんまですがゴムでできているので樹脂製に比べて重いです。
樹脂製のフィンはウレタンやプラスチック製があります。ゴム製に比べて素材は硬いので脚力は必要になりますがその分大きな推進力を得ることができます。またゴム製より素材が軽いので持ち運びが楽です。素潜り、ダイビングは道具や荷物が多いので少しでも軽くなるのはありがたいです。
余談ですが僕が愛用していたフィン(メーカーはクレッシー)は樹脂製(プラスチック)のロングフィンでした。かなり脚力を必要としましたがスピードも推進力も出てお気に入りのフィンでした。が素潜りの時に岩場に忘れてきて泣いた記憶があります。
- 自分の脚力や得たい推進力でフィンの長さを選べ!
- エントリーする場所によってはストラップタイプがお勧め。岩場からのエントリーでフルフィットはお勧めしないので注意。
- 材質でフィンのしなり方や推進力が異なる。素材で重さも変わる。
SCUBA PRO
僕が使用しているフィン(愛用品は岩場に忘れてきました。今のは奥さんのフィン)はSCUBA PRO製のフィンです。SCUBA PROは1963年生まれのアメリカのダイビングメーカーです。2018年に代理店が日本から撤退しましたが2024年いGULL(株式会社キヌガワ)が日本の総代理店に復活しました。
ネットではSCUBA PROは日本から撤退したなどありますがちゃんと日本のメーカーのGULLが代理店として復活してくれたので安心して購入していただいてオッケーです!
※軽機材に関しては購入に関して心配することはないです。重機材(レギュレーターやBCなど)は定期的なオーバーホールやメンテナンスが必要なので海外製品なら国内の正規代理店があった方が便利です。
- 海外のメーカーだが国内総代理店があるので購入に関しては心配ない。
- 軽機材(フィン、マスク、シュノーケル)は大きなメンテナンスやオーバーホールがないので購入にはさほど影響はない。重機材(レギュレーターやBC)はメンテナンスやオーバーホールの必要はあるが代理店があるので購入に関して心配する必要はない。よっぽど心配なら国内メーカーでもOK。
JET THRUST!
このフィンはストラップタイプのフィンで素材はゴムでできています。サイズはミドルです。
水中でキックした時の感触はとても滑らかです。プラスチック製の物も昔愛用していましたがプラスチック製はあまりしなることはなく硬めです。ゴム製の方がしなって足への負担は少ないです。ゴムでできているので重量はそれなりにあって片方で1.10kgあります。
長さは踵からブレード(フィンのヒレの部分)の先まで50センチほどです。
アメリカのメーカーですが生産は日本です。Made in Japanというところで僕は妻にこのフィンの購入を勧めました。車や日用品もそうですが日本製の品質は他国の追随を許さず世界一です。壊れにくく長持ちし品質も最高に良いです。フィンはそこまで実感はありませんが水中マスクは日本人なら日本のメーカーの日本製のものを使うことを強くお勧めします。理由は日本のメーカーであるからこそ日本人の顔の骨格に合わせた設計で作られており日本人の顔にジャストフィットするからです。
体に密着させる道具に違和感があるとはっきり言って常に不快感と戦う羽目になります。海外製のかっこいいマスクは数多くありますが骨格が欧米人に合わせて設計されているので日本人にはジャストフィットしません。
サイズ感は僕の靴のサイズは27.5センチで妻は24センチですが二人とも違和感ありません。
BOOTS SIZEのJは日本のセンチ、Fはヨーロッパのセンチ、Aはアメリカのインチです。このフィンは25〜26センチが推奨とありますが、僕と妻の足のサイズと合っていなくても問題なく使用できます。多少のサイズ違いは問題はありません。
↓のものは品質も良くお勧めのフィンです。購入しても間違いはありません。
使用感
「スイスイ進む!」
まずこの感覚に襲われ(?)ます!素足で泳ぐ時と比べると1キックで水を蹴る面積が違いすぎるので相当の推進力を得ることができます。ダイビングでは重い機材やタンクを背負うのである程度の推進力が必要ですがシュノーケルだとほぼ生身なのでフィンの恩恵を大きく得ることができます。
素足のバタ足感覚で泳ぐとすごいスピードで進むことができますが足への負担が大きくなります。フィンを着けて泳ぐ時はゆっくり泳ぎましょう。ゆっくりでも早く泳ぐことができるし足への負担も減り長時間泳ぐことができます。
また日本製ならではですがストラップが優秀です。
この部分です。ここです。
ストラップ部分の取り付け取り外しが普通に難なくできます。「お前は何を言ってるんだ。ストラップなんだから当然普通にできて当たり前だろ」と思うでしょう。
でもこれが安価な海外製や安物ならストラップ部分が異常に固く、取り付け取り外しが異常に難しいものが多いです。僕が初めて買った適当なフィンや上記の画像に載せた子供用のフィンのストラップ部分は大人でも外すのが難しいくらい固いです。また変に外れる箇所があり取り付けるのも一苦労です。これが波のある水面、水中で突如なるとはっきり言ってトラブります。
また上記の画像のストラップのゴムの調節部分も日本製は締め付ける時はスムーズに締め付けられます。そして緩むことはありません。緩める時も無駄な力を使うことなく難なくできます。これが安価な海外製や安物は締め付けも緩める時も異常に硬いです。「子供用なのになんでこんなに硬いの?」とリアルにツッコミを入れたくなるほどイライラします。
クレッシーのフィンも優秀でした。本物のメーカー品を初めて使った時はストレスのなさ、快適さには感動すら覚えたくらいです。良い物と悪い物の両方を使用しないとこの良さはわかりませんが海洋大国の日本製ならではの秀逸さを体験することができます。
海外製品はプレミアや送料など無駄に価格が高くなる時があるます。日本製は当然国内生産でかかった費用に対して価格が決まります。値段に比例して品質は良くなります。なので日本製で値段が高いものはそれだけの素材、技術、手間暇が使われているので当然物も品質もいいです。
- 使用感は最高級。
- 安物と本物の両方を使えば良さが一目瞭然でわかる。
- Made in Japanの値段の張るものはハズレはまずない。かかった費用に対して値段が高くなるから品質も良い。
メンテナンスと保管
フィンなどの軽機材はしっかりメンテナンスすれば壊れない限り何年でも使用できます。実際JET THRUSTは2008年に購入しましたが今でも難なく使用できます。ゴムのひび割れやストラップの切断など目立った故障はありません。
マスクも最近はシリコン素材でできているものが多く10年〜15年は使用できます。シリコン部分の劣化で破れてしまったりしたら使用できませんが、僕と妻のマスクも2008年に購入しましたがこれも目立った故障もなくまだまだ使えます。
フィンを使用したら真水で綺麗に洗います。海で使用した時は特に真水で洗わないと稼働部分が塩ガミ(塩が結晶化して動きが悪くなる)して劣化を早めてしまい故障の原因になります。
特に赤丸のところなどは塩ガミしやすいので真水でよく洗いましょう。海水浴場で綺麗に洗っても洗いきれていない場合があるので家に帰ったらもう一度洗うことをお勧めします。もし海で洗う場所がなければ中途半端に洗うと余計痛むので洗う場所がなければ洗わずそのまま持って帰って家で洗いましょう。
家の駐車場に水道がある方は外でも構いません。マンションの方は風呂場で洗うのがお勧めです。風呂に水を溜めてストラップ部分やバンド部分を取り付けたり外したり緩めたり締め付けたりを繰り返して稼働部の塩を綺麗に落とします。
乾燥は直射日光に当てると劣化を早めるので日陰の風通しのいい場所でゆっくり乾かしましょう。乾いたら保管をしますが屋外の物置などは1年での温度変化がありすぎて劣化を早めてしまうので屋内の物置や押し入れがお勧めです。フィンは素材の特性上洗濯物のように吊るして保管するのがベストです。立てかけて保管すると変な方向に力が加わり変形してしまします。
しっかりメンテナンスと保管をすると僕のフィンみたいに16年経っても問題なく使用できます。
- 海での使用の場合は塩をしっかり落とす
- 乾燥は直射日光には当てず日陰の風通しの良い場所で乾かす
- 保管はS字フックなど洗濯物のように掛けての保管がベスト
- しっかりメンテナンス、保管をすれば16年経っても問題なく使える
まとめ (【レビュー記事】素潜り、シュノーケルの必須アイテム フィン解説 SCUBA PRO JET THRUST)